Re: 市の立ち退き話

投稿者:窪田徹郎
投稿日:2002年10月23日 10時06分01秒
リモートホスト情報:p293b86.tokynt01.ap.so-net.ne.jp
いわた氏の投稿「 市の立ち退き話」に対するフォロー記事です

(内容)

> 私の母(義母)のことですが、市から道路拡幅、整備のために立ち退きを迫られて困っています。新築して約8年になりますが、建築確認の際には何も問題なとのことで、長年すんだ土地に、当時やっとの思いで建て直したのですが、2年程前に道路拡幅等が決定したとのことで立ち退き話が来ています。この1年で前後の家はあっという間になくなり通りから丸見えになっているような状態です。市からの話なので、それなりの条件は持ってきているのですが、建物が新しく残債が多いのと、母が高齢の為新たに融資が受けられません。また、今の職場はもう40年以上続けており、まだまだ続けられるのですが、通勤手段は自転車しか無く、高齢で、長年住み慣れた場所でもあり、遠くへひっこすこともしたくないのです。条件は専門家(新築した際の建設会社)に聞いて「悪くない」とは言われましたが、近くの土地は坪単価もかなりするので今の条件では、土地を入手しても家が建ちません。(家の引っ越しも相談したのですが)市に対し今と同等にすむ場所を提供(補償してほしい)を求めているのですが、「強制立ち退きもあるよ」と言われました。長年住んでするのに、こんなに簡単に立ち退き(今のままでは遠くへ)しなくてはならないのでしょうか?良きアドバイスをお願いします。

道路の拡張などの買収は「土地収用法」と云う法律に従って進められます。それは「公共の利益」と「私有財産の保護」で、その平衡を補償することでまかなっています。
現実問題の補償は、現在の地価価格が基になっており、昨今の土地の下落が大きくなっていることが、今回の補償問題の最大の原因であろうと思います。
そのようなわけで補償価格が少ないので不満であろうと思われます。しかし、そのようなことは国家全体で認めていることですから、さまざまな、そして小さなことでも結構ですから○○部分の補償を追加してほしいなどの要求で交渉を進める他ないと思います。よほどのことがないかぎり強制収用はありませんので根気よく交渉を続けて下さい。



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