＞ 11月23日に「離婚後の居住権」という投稿をされているtamaさんと全く逆の立場なのですが､現在私と子供は前夫と離婚後も前夫名義のマンションに住んでいます。離婚を希望したのは前夫の方です。このマンションに無期限・無償で住み続けてよいという条件を前夫の方が提示し、その他にももちろん養育費の取り決めなどがありましたが、「無期限・無償」というのも離婚に私が応じる条件の１つでした。ただ「無期限・無償」ということは話し合いに同席していた親族など証人はいるのですが、口約束で書面に残したわけではありませんでした。最近、立ち退いて欲しいというようなことを前夫が言い出しています。私と子供は居住権を主張できるのでしょうか？
「無期限・無償」とは、「無料で何時までも住んでいてかまわない」と云うことのようです。賃料がない契約を使用貸借といいますが、使用貸借は「何時までも」であっても、その目的（今回の場合は住居として）が達成すれば、解約請求できることになっています。そうしますと、「居住することが終わった時期」が問題となります。一方では、それを「永久」とみるでしようが一方では「１年」と見るかも知れません。それは、当初、どのような状況にあったか、どのような環境のもとの意志表示だあったかによって変わってきます。
今回の立ち退き要求は、相手からの裁判で裁判所が決める以外にないと思います。
現在のところ、居住権は「使用貸借権」と云う権利で居住していることになります。その権利があるかないかが今後の課題です。