Re: 3点セットの評価について

投稿者:まる
投稿日:2003年2月25日 00時25分57秒
リモートホスト情報:eaocf-223p18.ppp15.odn.ne.jp
ただし氏の投稿「 3点セットの評価について」に対するフォロー記事です

(内容)

> よく経済的残存耐用年数30年っていうのをみかけますが、30年とか40年位がビルの相場で、決まってるのですか?(慣例??)

大体RCで40年くらいを一応の目安としているようですが必ずしも一率ではありません。
また、用途・地域等でも違います
虎ノ門等の事務所ビルは100年くらい持つかもしれません。(維持補修・設備更新は必要ですが)
但し、老朽化ビルの賃貸市場が落ち込むならもっと短くなることもあるでしょう。40年というのは、あくまでも目安です。
自治省?の財産評価基準に同類の耐用年数があったような気がします。


ちなみに、「経済的残存耐用年数」とは、その建物があと何年、経済的に価値が認められるかということです。
ですので、経済的残存耐用年数30年
というのは、「あと30年はつかえる」ということです
通算耐用年数とは違います


> ぼろビルで40年と、高名な先生が作ったビルで見た目も豪華なもので40年は合点がいかないのですが。
> たとえば、良い作りなら年数が、60年とかはないのですか?

上記の通りあります。
建物はメンテナンス次第です。
きっちりしていれば経年を経ても市場価値は十分あります。
一率40年とするのは問題があります。
ただ、将来のことはわからないので、便宜的に30〜50年を目安にしているようです。

鑑定士は、建物の勉強を欠かさないように努める必要がありますね。
o(^-^ )oo(^-^)o( ^-^)o


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