＞ 現在、リフォームを検討しています。そのリフォーム費用を銀行の住宅ローンで支払って行きたいのですが、銀行指定の保証会社から住宅が公道に面していない為、融資が難しいと言われてます。
＞ 公道までの土地は、登記上は宅地になっていますが、現実は、私道ではあるが、ちゃんとした道路であり下水管も通っている状態です。
＞ 審査を通すには、土地の所有者の通行承諾書が必要だと言われているのですが、公道までの土地は、十数人の名義になっておりすべての人から通行承諾書を貰うのは困難な状態です。（外国に現住所がある人とかある為）
＞ 私の住宅よりも後に出来た住宅（２〜３年前に建設された）は、同様な条件にもかかわらず同一の銀行から住宅ローンの借り入れが出来ています。
＞ 通行承諾書を貰う以外に方法があるのでしょうか。教えて下さい。
現実問題としてこのような案件は数多くあります。
今回はローン（抵当権）の問題ですが建て替えなども同様の問題に直面する場合があります。
根本的に解決するには、その道路の持分権者が全員で市町村などに寄贈し公道とすることです。これにはさまざまな法律的な要件もありますが、それができれば一番いいことです。
あと、承諾しない者を相手として裁判所に訴える方法もありますが、現実的には困難です。
これを契機にその十数人が集まり解決策を見つけだす方法もいいかも知れません。地域や現場によって意外と簡単な解決方法があるかも知れません。なお、１、２年前に建築基準法の一部が改正され私道に関する基準が厳しくなりました。