＞ 平成3年倉庫300坪を20年契約として賃借してきました。
＞ 中途解約条項はありません、近年来経済不況で、賃料の
＞ 減額申し入れしていますが、近況単価と副わず又、貸主の
＞ 承諾文書により転貸をしています、この関係では当社
＞ 減額を余儀なく行い、この差額の為、経営を圧迫され
＞ 危険状態ですので、昨年10月より貸主に返還を申しています、幸い転貸先では、今後当社契約を解除して貸主と
＞ 契約してくれると、承諾していますが、貸主が当社との
＞ 賃料値でない応じられないと言うことで今日です。
＞ 御教示ください、お願いしなす。
ご存じのとおり契約の成立は、一方の申し込みに対して他方が承諾した時点で成立します。これとは逆に、解約も一方の申し込みに対して他方が承諾しなければ解約の効力はありません。
貴方の場合これに当たり、契約は解除されておらず、賃料の支払い義務は従前の価格で支払い義務があると考えられます。
そこで「調停申立」はいかがでしよう。近年の経済不況は公知の事実です。簡易裁判所の調停委員からのアドバイスでよい結果が見出されるにちがいありません。お近くの簡易裁判所に相談して下さい。書類の書き方等親切に教えてくれるはずです。費用も数千円ほどです。