Re: 不動産販売企画料ってなんですか?

投稿者:なすび
投稿日:2001年9月13日 22時36分02秒
リモートホスト情報:cabbage.m-net.ne.jp
きりこ氏の投稿「 不動産販売企画料ってなんですか?」に対するフォロー記事です

(内容)

> 3年程前に広告価格1260万円のマンションを1100万円で購入しました。
> 売主は不動産会社で仲介業者は別の不動産会社でした。
> 仲介手数料は1100万円×3%+6万円=39万円+消費税を
> 支払いましたが販売企画料なるものを他60万円要求され、よく分からない私は支払をした上、合意書なるものを仲介業者が用意しておりこれを読んでサインをして下さいとの事で私は読んでサインをしましたが、3年近く経って何だかおかしいなと仲介をした不動産会社に問合せたところ、買主の指値と売主のだしねの差額を販売企画料としてもらった、このような事は不動産会社では良くある話しなのでと言ってましたが本当でしょうか?教えて下さいませ。

> ↓合意書の内容

> 実質売買代金を1160万円であることを確認した。従って契約書額面価格1100万円との差額分60万円を乙は甲に残代金決済時に販売企画料として支払う事に承諾した。

> なお、別紙売買契約書第14条(ローン利用の特例)の適用された場合には本書の合意は白紙撤回とするものとする。

売買取引の場合、宅地建物取引業者に支払う仲介手数料は(400万円以上の売買価格の場合で)上限で売買価格の3%+6万円(+消費税)となります。仲介手数料としては当然それ以上払う必要はありませんし、宅建業者はそれ以上は受け取ることができません。
上記の例では売買価格は契約書記載金額である1,100万円という事になります。
販売企画料って具体的に何だったのか?買主であるきりこさんのために取引が成立するように何か特別なことでもしてもらって合意の上でそのための実費を負担したのでしょうか?ちなみに売買価格の交渉は普通の仲介業務の範囲だと思います。
言葉で推測するならば「販売企画」するのは売るための作業や努力であって、買主がその費用を負担する理由は一般的に考えて何もありません。
宅建業者が販売のためにかけた費用は自らが(場合によっては売主が)負担するのが当たり前ですし、あってはいけないことですが、もしかしたら宅建業者が多くの報酬が欲しいがために規定の仲介手数料を超える部分をこのような形で受け取る、というような事だったのかもしれません。
なんのための負担かをよく確認し、納得の上で押印・費用負担をすることが必要です。


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