要するにＢと云う土地の上に建物を建てたいが農業委員会の関係で建てられないと云うことのようです。そうであるなら農業委員会に相談されてはどうでしよう。例えば、「８３０平方メートルの耕作地」では少ないが「１０００平方メートル以上の耕作地なら農家台帳に載る」そして「農家」となればＢに建築可能なら１７０平方メートル買い増しすればよく「（土地を本当に借りるのではなく、名義だけを借りて、謝礼程度で済ませたいので。）」のようなことを考える必要はないのではないでしようか。また、「分家住宅の要件と同様に同じ集落の土地を耕作していなければならないのか？」や「土地に小作権を設定し登記しなければならないのか？」などの問いもズバリ農業委員会にお聞きになった方がよさそうです。農地法を含む農地に関する法律は最終的には市町村に委ねられており地域によってさまざまな規制となっています。そのため、その地域の農業委員会でお聞きになった方がより詳細にわかると思います。なお、買い増しするなら誓約書だけでは効力がなく現実に金銭の授受があり登記も必要と思われます。また、ご近所のハウスメーカーさんなども交えて相談されることも問題解決の早道かも知れません。
また、相続で争いがあったようですが、その争いは解決しているのでしようか。相続は詳細に法定されていますので見直しが必要あるのかもしれません。その点疑問があるなら司法書士にお聞き下さい。