＞ 結婚を期に主人と共有名義でマンションを購入しました。
＞ もちろん、住宅金融公庫のローンを組んでいます。
＞ その後に発覚したことなんですが、主人が信販会社に多額の債務があり、（もちろん、私は連帯保証人ではありません）裁判で支払い命令を受けました。
＞ このような状況で、先日裁判所から、債権差し押さえ命令を受け、その中で住宅ローンの引き落とし口座の預金も差し押さえになりました。そのような場合、住宅ローンの一括返済を求められ、支払いができない場合は競売にかけられるのですか？
＞ 今は訳があり、主人は自己破産ができません。
＞ このまま、今のマンションに住み続けることはできないのでしょうか？
「かなり傷口が広がり重傷」と云う私の診察？結果です。
まず、ご主人の借金のため信販会社から銀行口座が差し押さえられた、と云う点ですが、これは、いずれ、その口座から引き落とされ残高はゼロとなると思います。しかし、それ以外に財産がなければそれで終わりになるでしよう。何故ならマンションの持分権を差押したとしても住宅ローンが優先しますからその差押は却下となります。
わたしの「重傷」とは、これからです。住宅ローン会社は当然と分割支払いだったと思いますが今回の債権差押で「期限の利益が喪失している」からです。そうしますと残金を一括払いしなければそのマンションの競売を免れることはできません。このまま進みますと手続きの進行にもよりますが約１年がで引っ越ししなければなりません。
これを防ぐ方法は、さまざま考えられますが、まず、ローン会社に行き、遅れないように支払うので競売はしないでほしいと願い、実際に遅れないようにすることです。その会社にもよりますが強引な競売はしないかも知れません。（現在の債権差押をその住宅ローン会社は知っているのですか？ 知らないならあえて云う必要ありません。）それができないときは借り換えも考えて下さい。なにより大切なことは破産宣告はしないことです。これは、「最たる開き直り行動」ですから社会は敬遠します。
私の最も熟知した分野ですから、刻々とお知らせ下さい。手当が早いほど治りは早いですから。