Re: 生前贈与の条件

投稿者:窪田徹郎
投稿日:2003年1月08日 12時50分35秒
リモートホスト情報:p628b42.tkyoac00.ap.so-net.ne.jp
初心者氏の投稿「 生前贈与の条件」に対するフォロー記事です

(内容)

> 初めまして。
> 生前贈与に関して質問があります。
> 今、私の家は祖母と両親で住んでいます。父には妹が2人います。
> 昨年、祖父が他界し、家と土地は祖母、父、叔母2人(A、B)で相続しました。
> 現在、祖母は父に、家と土地の祖母の相続分を生前贈与することを計画しています。そこで質問です。
> 祖母が急死した場合に関してです。
> 生前贈与の場合、死亡3年未満のものに関しては、相続税の対象になると聞いたのですが、正しいでしょうか?
> それは税の対象となるだけなのでしょうか?
> それとも、相続協議の対象となるのでしょうか?
> その際、生前贈与そのものが取り消されるのでしょうか?
> 実を言いますと、祖父の死去以来、叔母達の母に対する嫌がらせがエスカレートしており、仮に父、祖母と相次いで死亡すると
> 母が追い出される可能性がでてきました。
> 今まで家と祖父母の世話をしてきたのは母だけであり、
> 祖母もそのことを理解しているため、母を守るために生前贈与に踏み切ろうとしています。
> しかし、1つ懸念しているのは、生前贈与が無効となる可能性に関してです。
> 生前贈与が無効になる条件は、存在するのでしょうか?
> もし存在するのでしたら、考慮しなければなりません。
> 乱文で恐縮ですが、教えて頂けないでしょうか?
> 宜しくお願いします。

税に関して不得意なので他の方の回答を待ちたいと思いますが、私は贈与が無効になることを考えて見ます。
もともと贈与契約は片務契約と云い贈与する側が「贈与します」と云い、一方が「貰います」と云えば成立し不動産などの登記が完了しておれば誰から何の異議もできません。これが一般的な回答と思います。
難しく云えば、所有していないのに「贈与します」と云った場合や第三者からの圧力によってなされた場合、贈与の意志がないのにそう云った場合、贈与物件が制限を受けている場合など考えて行けばいくらでもあります。
今回の場合、例外なことはなさそうですから、「本人の意思が優先し後日の争いはない」と考えてはどうでしようか。



フォロー記事



フォロー記事の投稿

名前:
メールアドレス:

題名:

内容:

参照ページURL:
参照ページの題名:
参照画像URL:


[ 記事一覧 ]