近々現在営んでいる店舗を移転するにあたり、賃貸契約の解約を管理会社に申し入れました。以前から同じテナントビルで隣の店舗から立ち退きしてくれないかとの相談を持ちかけられていて、これを機に管理会社に仲介してもらって、いくら立退料を払ってもらえるのか交渉を行った結果、いくばくかのお金を払ってもらえることになりました。 賃貸契約書によると「20年以上契約を継続せしめた時は保証金は全額返還する」とあります。契約開始から20年以上優に経っているので当然保証金については全額返還されるはずと思って移転に向けて準備してきたのですが、管理会社は「お隣に名義を変更することになるので、名義変更料が保証金の２割発生するよ」と言うのです。確かに契約書には「……保証金の２割を名義変更時叉は解約時に支払う」といった条項もあります。契約書にはいわゆる敷引きについて明記されていないので、この条項が敷引きについて言及していることはわかります。ですが、上記の「20年以上…」の条項でわざわざ全額返還を謳っているのだから、管理会社の言うことは納得できません。そもそもなぜ名義変更になるのでしょうか？（管理会社は通常の解約にするなら、つまり立退料を求めないのなら全額返還すると言っています）