こじまるさんの居住しているマンションは勤務先の会社とマンション所有者（家主）との間の契約のようです。そうしますと、こじまるさんと家主の関係は「転借人」ではありません。何の関係もありません。関係があるのは家主との関係ではなく会社との関係で、その法律的占有権限は「使用借権」です。逆な言い方をすれば家主はこじまるさんに契約解除するのではなく会社との間を契約解除しようとしているわけです。その理由は「自己使用（実際は孫さんですが）」です。これは一応理由になりますし、万一、家主が訴訟をしてくれば会社が敗訴となるでしよう。そうなりますと強制執行の相手はこじまるさんとなります。法律的に分析しますと、そのようになると考えられますので、こじまるさんが家主とさまざま交渉したいなら「会社の代理人」として下さい。そのなかで現実問題を話し合い解決して下さい。なお、この回答は弁護士に相談しても同様と思います。